使用事例

躍動する企業! 一流グリーンピア産業

使用事例 2018-01-12T15:12:46+00:00

韓国使用事例

グリーンピア 産業 / 先進農業が競争力を持ちます。

スピードスプレーヤーを利用した花粉噴射機モニタリング結果

調査方法 意見分析
●アンケート期間 : 2017.05.08~05.31
●アンケート方法:訪問、電話、対面
●対象農家:215農家(補助農家)
●調査者:シム・フンギ、キム・ソンギュン
●調査内容
-人工授粉機の使用可否
-人工授粉機の使用問題点
-人工授粉機の効果など
●対象農家:153農家<使用農家>
●回答者数:138農家<意見開陳>
●開陳率:90.2%
●分析件数:170件(農家重複)
●分析内容
-人工授粉機使用後の着果状態
-着果後の品質状態
-人工授粉機の長所・短所など

調査結果

1) 農家別使用現況

区分 使用 未使用 備考
農家数 153 62 215農家
比率 71.2 28.8 100.0%
<機器未使用に対する意見>
▶ 梨の着果可否に対する不安な心理
▶ 過剰着果で費用の過剰支出懸念
▶ 天候の不順に備えて購入したが、気候条件が良好で使用できない
▶ 忙しくて使用できない
▶ 使用農家の結果確認後、翌年度利用

使用農家意見分析

1) 着果、品質、機器問題

区分 意見内容 件数(件) 比率(%) 備考
着果 大満足 7 5.1 ▶ 使用農家着果効果58.0%
▶ 判断保留農家含む81.2%
▶ 着果効果不十分18.8%
▶ 着果効果は多数が肯定的
効果あり 73 52.9
判断保留 32 23.2
効果不十分 26 18.8
品質 奇形果 9 5.3 ▶ 品質不十分は20.2%程度
→ 79.8%は良好だという意見
→ 奇形果、悪質が多いという意見
▶ 雄梨の発生と形不良は無関係と判断(気候問題)
悪質 11 6.5
形不良 5 2.9
小さい 1 0.6
雄梨発生 2 1.2
機器 穴が詰まる 18 10.6 ▶ 梨は噴出口を広げる必要あり
  138 100.0

2) 人工授粉機の問題点

区分 良好 普通 備考
農家数 151 2 153農家
比率 98.7 1.3 100.0%
<花粉噴射機の使用に対する意見>
▶ 花粉の落ちが良くなくて問題があったが、速やかなアフターサービスS、機器の交換で使用に大きな問題がなかったという意見。
▶ 梨の場合は花粉が出てくるホースの規格を広くする必要があり、その他は大きな問題がないという意見。

3) 着果可否意見

区分 良好 普通 不十分 備考
農家数 130 16 7 153農家
比率 85.0 10.5 4.5 100.0%
<使用後の着果に対する意見>
▶ 人工授粉機の使用だけで着果に大満足する農家がある反面、不十分だという少数意見もある。
▶ おおむね着果に効果があるという意見が多いが、今年は着果が良好で人工授粉機の効果判断を保留する意見もある。
▶ 着果後の品質問題、過剰着果で人件費の上昇問題も開陳

4) 使用農家の少数意見

区分 少数意見
テスト散布 ● 50株にテスト散布したが、着果低調
●  幼木3列に1日2回試験散布したが、着果低調
混合比率 ● 1:1で散布したが、人夫水分作業が有利
● 3:1に混ぜて散布したが思ったより着果不十分
● 2:1で使用したが、効果良好
散布回数 ● 1回散布にも着果良好(ユ・ピルジュ)
● 1回散布したが、まんべんなく着果(1農家)、ラブタッチより有利
● 2回散布したが、過剰着果(午前、午後)
● 着果しない果樹園部分に2回散布良好
● 1回散布(1農家)、2回散布(1農家)、4回散布(1農家)効果不十分
● 1回使用後、機器効果の判断困難
機器問題 ●機器はアフターサービス後、または交換後に使用良好
● 穴の詰まりで花粉+石松子の比率調節必要
● 花粉噴出量の調節が難しく、花粉の噴出が弱い。
着果効果 ●100%花粉噴射機を使用、着果良好(ヨム・チャングン、イ。ナムソク+)
● 効果がある農家は過剰着果が問題(3農家)
● 一つの果樹園だけ機械を使ったが、効果良好(1農家)
その他 ●花粉噴射機で散布したところは結実が遅れる。適期散布が重要
● 使用時期、気候の影響など使用方法の教育必要(1農家)
● 風と気候の影響を考慮して散布(1農家)

モニタリング総合意見

区分 細部内容
長所 ●花粉噴射機は梨の着果におおむね効果良好
● 適期に散布すれば着果には大きな問題なし
● 花粉噴射機供給の満足意見も多かった(着果、費用役立つ)
● 純粋に人工授粉機で授粉したにもかかわらず、着果良好
● 穴の詰まり解決など速やかなアフターサービス、機器交換など満足
短所 ● 過剰着果で着果費用の支出が多いという意見
● 汚らしくて悪質(6~8果)着果(定形果不十分)
● 着果が良好だが、一部奇形果発生、初期生長不十分
● 一部農家は着果が不十分だったという意見もあった
共通 ● 今年は着果が良好で機器の効果判断が難い。
● 大部分人夫が授粉後、最後に機器を利用して散布
● 花粉が出るホース(穴)が詰まる(ちょっと大きかったら・・・)

2016年 フルーツパウダー 使用事例

青森県平川市T.Mさん(りんご4.5ヘクタール)

今までは作業人員10人でダチョウ毛機械を10台使って人工授粉をしてきたが、フルーツパウダー(た花粉噴射機)を使って労働時間と人件費の経費が削減した。

りんごの生育も順調で果実の品質も高くなった。

作業人員は今年分の使用花粉と来年の花粉を採取して作業人員の疲労も軽減した。

また、黒川市にある三浦さんのふじ単植果樹園(1ヘクタール)は青森県りんご試験場に実験圃場として花粉噴射機のテストも施行した。

圃場の周辺には畑だけあってりんご果樹園はなかった。コバチを使わずに花粉噴射機だけで人工授粉した結果、前年に比べて10%収穫量が上がった。

青森県板柳町T.Nさん(りんご5ヘクタール)

半開のときに花粉噴射機を使用した後、ほとんど満開のときにもう一度花粉噴射機を使った結果、結実結果が良く、他の農家より次の作業に早く入ることができた。毎年ダチョウの羽根で出来た毛ばたきダチョウ毛機械で人工授粉してきたが、果形・労働力・人件費などの面で非常に満足だ。

青森県板柳町株式会社S商会(りんご2ヘクタール)

平年はコバチによる交配を施行してきたが、花粉噴射機を使った結果、変形果が非常に少なかった。また、中生種・晩生種の着果率が非常に高く、作業面でも楽で簡単で非常に満足している。

青森県つがる市T.Mさん(謝罪1.5ヘクタール)

ふじ単植果樹園の結実結果に満足している。
平年はコバチで交配をしていたが、変形果もとても多くて品質も良くなかった。
人工授粉の大切さを再認識した。
花粉噴射機を購入して半信半疑で使ったが、変形果が少なくて非常に満足だ。

りんご

青森県津軽地域において今年のりんご開会時期に空気が乾燥し、風が強いこともあって昼間に綿棒で人工授粉した人とフルーツ パウダー 「花粉噴射機」を使った人も中心花が実を結ばなかったという報告があった。その中で朝早くまたは夕方遅い時間のときに雌しべがぬれている時期を見計らって花粉噴射機を使った人の結実は良好だった。

昼間に空気が乾燥してフルーツ パウダー 「花粉噴射機」を使う前にスピードスプレーヤーで果樹園に水だけ散布し、その後に花粉噴射機を使って良い結果を得た人もいた。

宮城県蔵王町のSさんは比較対象圃場を準備して人工交配機とフルーツ パウダー 「花粉噴射機」による実証試験を行った結果、霜被害があって結実状態は昨年よりかなり落ちたが、両方で似た結実結果になった。

そして、同じ蔵王町の霜害がなかった人は梨の花が満開に近いときに夕方5時頃からフルーツ パウダー 「花粉噴射機」だけ使った結果、隣農家の綿棒だけで人工授粉した人と差がない結実確保という結果が出た。

作業時間が少なくて似た結果が出たということに満足している。

福岡県の梨農家の実演結果も良好だったという報告がある。

福島県の桃農家は期待以上の良い結果に満足している。

スモモ

福岡県○さんの果樹園では昨年まで人工授粉機を使っていたが、今年はフルーツ パウダー 「花粉噴射機」だけ使った。
昨年と差がない結実結果と良い品質に満足している。
※授粉して早く受精するまでの時間帯は昼間(午前9時~午後2時程度が最も早いという。)
人工授粉で作業するときは気候条件に左右される場合もあるが、やはり果樹においては雌しべが濡れている状態でなければならないという結果が出た。

最後に

2016年は青森県津軽地域においてりんごの開花期に空気が乾燥して風が強かったこともあって、昼間に綿棒や花粉噴射機を使う人も中心花が実を結ばない事例があった。その中で朝早くまたは夕方遅くに雌しべが濡れている状態を見計らって花粉噴射機を使った人の結果は良好だった。昼間に空気が乾燥して花粉噴射機を使う前にスピードスプレーヤーで水だけ散布し、その後に花粉を噴射して良い結果を得た人もいて、天気、果樹園の状態、時間帯などに合わせて使うことを願う。

※実証データに対する質問もあるが、使用後の平年または昨年に比べてどうだったか感じだけで答えた。

他の人工授粉機と同じ原理と考えれば良い。

自然受粉または訪花昆虫だけで受粉は可能だが、花粉を噴射することによってより良い効果がある。